基板実装のポイント ものづくり視点

部材出庫時の注意点(2)

部材出庫においてものづくり現場の視点から注意点と対応策をご提案します。
本項目では部品出庫(部品包装)の注意事項と製造不具合の起因となる例をご紹介します。

SMD【 Surface Mount Device:表面実装部品】の場合

基板実装用部品の中でSMDは基本的に機械実装用であり、部品形状やその梱包・包装は機械実装向けに最適化された設計となっています。部品メーカーの正規梱包・包装の場合は問題ありませんが、テープカット、詰め替えなどをする必要がある場合の注意事項をご紹介します。

部材出庫時の注意点 詰め替えスティック1

スティックで部品を出庫する際、数合わせの為に詰め替えを行う場合がありますが、同スティック内で極性が不均一に包装されてしまうと場合によってはマウンタ実装時にも極性違いのまま実装してしまう要因となってしまいます。有極性部品の詰め替え時は最新の注意を払い、極性が均一になっていることを確認しましょう。

良い例
悪い例
【悪い例が起因となる不具合例】
  • 未はんだ
  • 極性違い
  • 実装ズレ
  • 打損

部材出庫時の注意点 詰め替えスティック2

スティックで部品を出庫する際、数合わせの為に詰め替えを行う場合がありますが、スティック容器の縁に接触したり、落下による僅かなリード曲りがそのまま包装されてしまうと場合によってはマウンタ実装時にもそのまま実装してしまいます。詰め替え時は最新の注意を払い、足曲りが無いことを確認しましょう。サイズも丁度のもの以外は使用不可です。

良い例
悪い例
【悪い例が起因となる不具合例】
  • 未はんだ
  • リード曲り
  • 打損

部材出庫時の注意点 スティックの栓

スティックで部品を出庫する際、数合わせの為に詰め替えを行う場合がありますが、スティック容器の縁をメーカー指定外の栓で留めると場合によっては栓の素材が部品に付着し、マウンタ実装時にもそのまま実装してしまいます。栓の代替事例として、『紙』・『モスパック(黒いスポンジのようなもの)』・『セロハンテープ』が挙げられますが、いずれも使用を控えるべきです。

良い例
悪い例
【悪い例が起因となる不具合例】
  • 異物混入(栓の素材)
  • 未はんだ
  • 打損

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